ロングテールSEO対策のメリットとデメリット

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ロングテールSEO対策は、1つのキーワードでの上位ヒットを狙うSEO対策と比べて、上位ヒットさせるための技術が多少異なり、次のようなメリットやデメリットがあります。

メリットデメリット
  • 上位ヒットさせやすい
  • アクセス数を増やしやすい
  • コンバージョンにつながりやすい
  • キーワードの選定に経験と勘が必要
  • 長期的視野のホームページ設計が必要
  • ページを量産する労力がかかる

このメリットとデメリットについて、その理由を解説いたします。

ロングテールSEO対策のメリット

ロングテールSEO対策の主なメリットは、次の3点です。

メリット1.上位ヒットさせやすい

一つのキーワードだけを上位ヒットさせる場合には、難易度の高いキーワードでのSEO対策をご希望されることが多いです。ところが、難易度の高いキーワードで上位ヒットさせることは容易ではありません。

ロングテールSEO対策では、たくさんのキーワードで上位ヒットを狙いますが、複合ワードが多いため、個々のキーワードを上位ヒットさせることは容易です。

例えば、「コーチング」という一つのキーワードだけで上位ヒットさせることは難しいのですが、「経営理念 コーチング」といった複合ワードだと比較的容易に上位ヒットさせることが可能です。

メリット2.アクセス数を増やしやすい

「コーチング」というキーワードで検索をする人の人数は、「経営理念 コーチング」と比べてとても多いと思います。しかし、上位ヒットさせることができなければ、アクセス数は増やせません。

また、「コーチング」で検索する人は、漠然とコーチングについて調べている人が多いと思います。ですので、「コーチング」で上位ヒットさせることに成功したとしても、アクセスにつながるかどうかは不明です。漠然と検索した人は、1位~3位ぐらいまでにヒットしたホームページなら閲覧することが多いのですが、検索結果の下位のものを閲覧しなくなる傾向があります。

「経営理念 コーチング」というキーワードであれば、経営理念の構築をコーチングで行いたいと考えている人が多いと思います。そうすると、よりよいコーチを探し求めて、検索結果の下位まで閲覧してくれることが多くなります。

その結果、「コーチング」で5位ぐらいに上位ヒットするよりも、「経営理念 コーチング」で5位ぐらいに上位ヒットさせた方が、アクセス数が増えるという逆転現象が起こることがあります。

メリット3.コンバージョンにつながりやすい

コンバージョンとは、ホームページに訪問した人が、お問い合わせや申し込み、購入などの行動を起こしてくれることです。アクセス数に対して、コンバージョンに結びつく割合のことを、「コンバージョン率」と言います。

メリット2で述べたように、複合キーワードで検索をする人は、商品やサービスを探している人ですので、たくさんの中から良いホームページを選ぶ傾向があります。このことからも、ロングテールSEO対策で上位ヒットさせた方が、コンバージョン率が高くなります。

ロングテールSEO対策のデメリット

ロングテールSEO対策の主なデメリットは次の3点です。

デメリット1.キーワードの選定に経験と勘が必要

キーワードの選定では、単に検索回数の多いものを選べばよいだけではありません。検索回数が多いキーワードは競合サイトも上位化を狙っているため、こちらのSEO対策の技量と、競合他社のSEO対策の技量を見比べて、こちらのホームページを上位ヒットさせられそうかを見抜く必要があります。

また、あまり検索回数が多くないキーワードだったとしても、コンバージョン率の高いキーワードがあります。そういったキーワードで上位ヒットさせると、アクセス数はあまり伸びないものの、コンバージョン率が高いので、お問い合わせやご契約が増えます。

あまり検索回数が多くないキーワードは、競合他社が見落としているものがあり、それは地中のダイヤモンドのような価値のあるキーワードです。

このような検索結果に競合サイトが少なく、アクセス数やコンバージョン率が高いキーワードのことを、当社では「シンデレラ・キーワード」と呼んでいます。このシンデレラ・キーワードを発見することは、SEO業者の熟練技の見せ所です。

デメリット2.長期的視野のホームページ設計が必要

ロングテールSEO対策では、膨大な量のページを長期間にわたって制作していきます。その膨大な量のページを制作していくに当たり、長期的視野でホームページ設計しておかなければ、コンテンツのネタが尽きてページが量産できなくなったり、新しいページを追加してもホームページの中に埋もれてしまって誰も読まないムダなページができたりする場合があります。

膨大に制作されるページのテーマを決め、どれぐらいの頻度でページを更新していき、いつどれぐらいの集客ができるようにするのか、そういった目標を定めることで、ホームページの設計を正しく行うことができます。

デメリット3.ページを量産する労力がかかる

さて、膨大な量のページが制作していくのですが、その中心人物はあなたです。

コンテンツは自分で制作するのか、それとも外注するのか。どちらにしても、その費用対効果や妥当性はどうなのか。文章制作を外注するにしても、外注先が納得できる文章を作成してくれるのか。自分で文章を作成するにしても、膨大な量を制作する時間を確保できるのか。そういったことを考慮して、コンテンツ制作を行います。

文章作成の注意点

文章作成は、想像を遥かに上回る時間と労力がかかります。文章作成について、「誰でもできる」や「簡単だ」という思い込みは捨ててください。

SEOに効果的な文章力を高めるための方法は、「ホームページのSEO対策で大切な文章力」をご覧ください。

継続的な施策でさらに効果的に

ロングテールSEO対策でアクセス数をより多くするためには、ページを量産し続けるだけでなく、検索順位解析とアクセス解析による、継続的な施策を行うことが大切です。

検索順位解析

検索順位解析とは、ロングテールSEO対策でピックアップしたキーワードでの検索順位を定期的に計測し、修正すべきページを発見する方法です。検索順位計測は月に1回程度が理想的です。

アクセス解析

アクセス解析とは、どのような検索キーワードで訪問をされたのかを定期的にチェックし、修正すべきページを発見する方法です。アクセス解析は、少なくとも月1回以上行うことが理想的です。

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