経営理念を構築する過程で表面化する問題

|カテゴリ:企業経営とコーチング


経営理念が立ってくると問題が出てくる理由

経営理念が立つと問題が出て当たり前

経営理念を本格的につくりはじめると、社長ご自身に関することや、社内の人に関すること、仕事の仕方に関することについて、さまざまな問題が現れてくることがあります。

経営理念を構築するために、価値観、存在目的、会社のルールなどを言葉に変換していく過程で、考え方が明確になるからです。

今まで、「できれば、こうありたい」と抽象的に考えていた価値観が、経営理念が固まってくるにしたがって、言葉として実体化してくるため、社長はその「正しさ」に合致しないものを放置できなくなってくるのです。

経営理念には、「行動指針」として社員のための行動の基準、ルールが入ってきますが、「経営理念をつくろう」と決意された社長は、自らの作ったルールを、自らの意思によって、自らの上に置くようになります。すると、「会社を変革させたい」というイノベーションの意欲が湧き上がってきて、自分自身や会社を変えていかざるを得なくなるのです。

経営理念は、社長の大切にしている価値観を含んだ言葉によって構成していきますが、例えば、理念のどこかに「素直さ」という言葉を入れるとします。すると社長は、「まず、自分が素直であろう」と思うようになります。

経営理念が立つと、社長の判断に不動の心境が確立されてきます。今までは、判断基準が明確な言葉になっていなかったので、「本当は改善が必要なのだが、ファジーになっていて黙認されていた」ことが、価値観を明確化すると、問題の白黒がはっきりしてくるため、素通りできなくなるのです。

言葉として価値観を明確化するために、いままで曖昧で、可視化されていなかった問題が、明確に見えてきます。

そして、本物の経営理念は、その問題を解決するための判断の基準を備えています。

社長自身が、自分が会社経営を行う上で大切な価値観を経営理念として立て、自らがそれを守ろうとする姿勢が、社員への強い説得力にもなります。

その問題解決が会社発展に必要

問題解決は発展に必要

経営理念を真剣につくりはじめると問題が起きてくるように見えるのですが、今まで無かった問題が起きるのではありません。価値観や、善悪の基準が明確な言葉になるため、ハッキリと認識されなかったことが、問題として認識されるようになるのです。

そして、それらの問題は、これまで会社の発展を阻害する要因になっていたもの、お客様に満足を与えきれない原因になっていたものです。

その問題を明確に認識し、解決することは、必ず会社の発展につながります。経営理念を立てる過程で問題が起こることを、怖れる必要はありません。

その問題が明確になり、解決していくことで、会社が発展することを意味しているのです。

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