「PDCAサイクル」とは

|カテゴリ:企業経営とコーチング


「PDCAサイクル」とは

PDCAサイクルの概念図 経営発展コーチングでは、貴社の「発展計画」を立てることによって、社長が“手触り”を感じられるほどの、ありありとした未来のビジョンを描いていただきます。人間は、理想的なビジョンを明確に描くことさえできれば、必ずそれに向かって進んでゆくからです。 こうして発展計画を実行に移すようになったら、ここで必要になるのがPDCAサイクルです。 「PDCAサイクル」とは、第二次世界大戦後、アメリカで二人の物理学者ウォルター・シューハートとエドワーズ・デミングによって提唱された理論で、PDCAはそれぞれPlan(計画)・Do(実行)・Check(点検・評価)・Action(改善)の頭文字を取ったものです。 PDCAサイクルは、商品開発や生産管理、プロジェクト管理での手法として、とても有名ですね。 しかし、PDCAサイクルは、商品開発や生産管理、プロジェクト管理以外にも、あらゆる目標を達成するために、とても有効な手段です。

「PDCAサイクル」はなぜ必要?

十分に練り上げた未来計画であっても、毎日の仕事をしていく中で、必ず修正が必要な点が出てきます。 「こうしたら、こうなる」という原因と結果のつながりをよく考えて計画を立てたとしても、途中で予期しなかった事態が起こることは常ですし、商品やサービス、社長自身や組織、運営の仕組みなどに欠点が見つかることもあります。 このときに、PDCAサイクルを念頭に置いていれば、障害や挫折が出てきても、それはP (プラン) を実行 (D) したために起きたことですから、「進歩である」と前向きに受け止めることができます。そして、次のC (点検・評価) で起きたことを正面から受け止めて、A (改善) で、より良いオペレーションをつくり出して実行することを繰り返してゆけば、多くの仕事が軌道に乗ってゆきます。 そう考えると、PDCAサイクルは、計画を実行する途中で起こるアクシデントやボトルネックを乗り越えて成果を出すために、成果の出る方向に正しく智恵を出し、努力するためのフレームワークであると言えるのではないでしょうか。 さらに、PDCAサイクルを実行する過程で、社員たちがそれぞれの立場で考え、行動し、反省し、改善することで、一人ひとりが成長し、成果達成に向けて行動する素晴らしい組織となり、経営理念を実現するための本物の商品やサービス、仕組みが生まれていくと思います。

ボトルネックの発見と解決

ボトルネックというのは、文字どおりボトルの首の部分のことです。ワインなどのボトルの中身をグラスに注ぐときは、ネックの太さでしか出ません。たくさんのワインが入っていても、そこを通らないと出ないので、一度に出るワインの量には限界があります。 それと同じように、組織でも発展の過程のどこかで、ボトルネックの部分が出てきます。「特定の人」や、「仕事の方法」がネックになったりします。そのために、会社の発展が阻害されていることがよくあるのです。 例えば、よい商品やサービスを作っても、販売員の教育ができていなければ、商品やサービスは売れません。逆に、販売員の教育が良くできていても、売りになる商品やサービスに決め手が欠けていれば、やはり売り上げは伸びません。 このように、会社の発展に応じてさまざまなボトルネックが出てきます。それを乗り越えて、より発展するために、重要な仕事にはPDCAサイクルを導入することです。そうすると、ボトルネックを発見し改善して、それを取り除くことができます。このように、業務の流れの中にPDCAサイクルを仕組み化することで、もう一段、会社を発展させることができます。

発展するための「仕組みづくり」

発展させるための「仕組み」の構築は、個人においても組織においても重要です。現在のように変化し続ける経済環境の中では、一度の成功も長くは続かないことが普通です。 今、成功しているなら、「成功を続けるにはどうするのか」を考える必要があります。もちろん、旗色が悪いなら「いかに逆転打を打って業績を回復するか」を考える必要があります。 たとえば、ヒット商品を出して成功したら、次はヒット商品を出し続けるにはどうしたら良いかを考えなければなりません。今年のヒットだけでなく、来年はどうするか、3年後にはどうするかを考えて、PDCAサイクルを業務の中に取り入れることが大事です。 このように、PDCAサイクルを使って「成功を続ける仕組み」を創りつづけようと志した場合と、そうでない場合の、個人あるいは組織の優劣は、天と地ほどの差が生まれるでしょう。 今は有利な条件だったとしても、これから有利でなくなることがあるかもしれません。いま売れている商品が売れなくなることもあるかもしれません。そのときにどうするか、どのようにして成功し続けるかということを常に考えることが大切だと思います。このように、PDCAサイクルを考え続けていると、必ずヒントが出てきて、何を準備するべきかが分かってきます。

経営発展コーチングでのPDCAサイクル・セッション

実際に、経営発展コーチングでは、最も効果を上がるPDCAサイクルを実施していくために、月次の数字をもとにして月のはじめに、PDCAサイクルのセッションを行います。

手順1.前月の損益計算書を作成

月はじめのセッションで、前月の損益計算書を作成します。 売上や来客数、客単価、日単価などの「収入」に関する情報と、かかった人件費や広告費、家賃や光熱費などの「経費」、そしてそれを差引した「利益」などを明細にして、一つひとつの項目を丁寧に読み解いていきます。そうすると、なぜ売上が上がったのか、どこの経費が掛かりすぎているのかを理解することができます。 今月はどこを改善し、どんな手を打てば良いのか、ということを数字が教えてくれるのです。

手順2.PDCAサイクルの実施

次に、PDCAサイクルの実施です。
P(計画) まず何を改善するべきか、焦点を絞ります。そして目標を設定して、全体の仕事の質が上がる方法を考えて行動計画を立てます。
D(実行) プロジェクトのメンバーを決め、役割を決めます。メンバー全員の目的意識、モチベーションを高めて具体的な行動に移ります。この時までに仕事の内容をマニュアル化し、成果を再現できるようにしておきます。
C(点検・評価) 仕事が効果的か、成果を生んでいるかを検証し、改善方法を決め、マニュアルを修正します。
A(改善) 再度行動に移します。さらに一連のサイクルを回してみて、修正すべき点を検討し、仕組みを改善して軌道に乗せてゆきます。
このように、PDCAサイクルを使って、サービス、商品、流通の分野においての質を高める仕組みをつくり上げることを、コーチング・セッションを通じて支援します。PDCAサイクルを積み重ねていき、よりお客様に喜んでいただける、優良企業としての体質を創ってゆきます。

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