SEO対策の種類

|カテゴリ:売れるホームページ制作


ひと昔前、外部リンクSEOが流行していた時代がありました。当時はSEO対策として効果が高いということで、誰しも外部リンクSEOを導入していましたが、Googleから頻繁にペナルティを受ける時期を迎え、外部リンクSEOを行っていた業者がペナルティのために業績を悪化させたこともありました。

本来、検索エンジンのサービスは、検索者にとって魅力的なホームページを上位表示させることです。上位表示のための評価基準を逆手に取り、倫理観を欠いた外部リンクSEOのみでの上位表示化を実質的に許していたGoogleにも問題があったと思います。

その反省もあって、今では、外部リンクSEOはペナルティを受けてしまう危険性が高いということで、大々的に外部リンクを販売している業者はほとんど見かけなくなりました。

この2種類のSEO対策に共通することは、「検索者にとって良いホームページをつくること」です。

本コラムでは、内部SEOとコンテンツSEOの2種類をご紹介しつつ、

  • どちらのSEO対策をしたらよいのか
  • どのように組み合わせていったらよいか
  • または、SEO対策をしなくてもよい場合はあるか

など、SEO対策の実施方法をホームページの規模や業種などの違いから説明したいと思います。

1.内部SEO

内部SEOとは

内部SEOとは、さまざまな定義があるかと思いますが、「HTMLの記述を適切に行い、キーワードを適切に盛り込み、検索者にとって見やすかったり読みやすかったりする、良いホームページを作ること」です。

Googleは良いホームページを高評価する仕組みになっているので、内部SEOを行うだけで検索結果での上位表示ができることが少なくありません。

HTMLとは簡単に述べると、ホームページを作るためには、文章や画像をネットで公開できるようにプログラミングします。そのプログラム言語のことです。(厳密には違いますが、ここでは簡単に説明するため)

このホームページをChromeでご覧になられている場合は、ホームページ上の画像ではない箇所でマウスを右クリックし、表示されるメニューから「ページのソースを表示(V)」をクリックしてください。すると、次のような画面が開きます。

ページのソース

これが、このページを表示させるためのHTMLです。内部SEOでは、まずこの記述を正確に行います。

具体的にどのようにHTMLを記述していくか、またどのように文章を作るのかについては、ノウハウを含めると1冊の本では書ききれないぐらいの量になります。

コラム「SEO対策の基本的なHTML」に、内部SEOの基本を解説しましたので、ぜひご参照ください。

内部SEOが最適なホームページ

内部SEOを実施する場合、人件費や外注費などの費用がかかります。そこで、内部SEOを実施して投資対効果(ROI)を考慮しつつ、売上アップを目指すのに、どのようなホームページが最適なのかを述べたいと思います。

これからページを大量に増やす予定のホームページ

まず、投資対効果の高いホームページとしては、これからページ数を大量に増やす予定のホームページです。つまり、後ほど述べる「コンテンツSEO」を実施する予定のホームページです。

最初にSEO対策のプロフェッショナルに内部SEOを施してもらい、そのSEO対策されたHTMLをテンプレートとして、ページ数を増やしていきます。

低予算でSEO対策されたホームページを制作したいのであれば、最初のホームページ制作をSEO対策までは請負わない安価な業者に依頼し、ホームページが完成したら、柔軟にSEO対策に対応してくれるSEO業者に修正を依頼するとよいでしょう。

ただし、その場合、ホームページのデザイン性やサイト構造によるSEO対策の限界があるため、できればSEO対策をしっかり行ってくれるホームページ制作会社に依頼した方が無難です。

すでに大量にページ数が存在するホームページ

すでに大量にページが存在するホームページに内部SEOを実施したい場合は、すべてのページに内部SEOを行うために、外注費が割高になってしまうことがあります。

もちろん、予算が取れ、内部SEOの外注費がその予算内に収まる場合には、手間を考えると外注した方が良いです。

もし予算が合わない場合には、トップページと代表的な一部のページの内部SEOを外注し、他のページは、SEO業者に修正してもらったHTMLをテンプレートとして、内製で修正していく方法があります。

この場合、内部SEOは自社で行うので、最低でも担当者がHTMLやCSSの知識を持っている必要があります。

これからホームページを活用して売上アップをしていきたいのであれば、担当者にHTMLやCSSの知識を身につけさせることは、必須事項でもあるでしょう。さらには、担当者がSEO対策の基礎知識を身につけておくことが望ましいと思います。SEO対策の基礎知識があれば、SEO業者との会話が成り立ち、実施される施策内容が理解できて、社内にノウハウが蓄積されるようになるからです。

Full Bloomでは、貴社のレベルに合わせた分かりやすいSEO研修をご用意しております。社内の担当者向けにSEO対策講座をご希望の節は、ぜひお問い合わせください。

地域密着型ビジネスで店舗数が少なく利益が大きい業種

このような業種としては、新築やリフォームを扱う工務店が該当します。たとえば、リフォームしてくれる業者をネットで探している人は、「リフォーム 豊島区」のように、市区町村名や駅名などと組み合わせて検索することが多いと思います。

地域名や駅名で絞られたキーワードでの検索では、競合となるホームページが少なくなるため、内部SEOを行うだけで上位表示ができる場合が多いのです。

ただし、新築やリフォームやを扱っているとしても、多店舗展開をして商圏が複数の市区町村を跨いでいたり、都道府県レベル以上の範囲に対応できたりする業者の場合も、内部SEO対策が有効ですが、さまざまな市区町村名での上位表示のためには、ホームページに工夫を加えることが必要になります。

内部SEOに合わないホームページ

内部SEOに合わないホームページは、先ほど述べたものとは逆に、ページ数の少ないホームページや、費用対効果が低い業種です。

最近では、ページ数が少ないホームページは、内部SEOだけでは、上位表示させることがかなり難しくなりました。そのため、ページ数を増やさないのであれば、内部SEOを行う意味はほとんどありません。

また、小さな本屋や飲食店など、1店舗で運営をしている業者のホームページは、内部SEOをするまでもありません。市場の大きさと利益率の関係や、競合他社が強すぎるなどの理由により、内部SEOの費用が、投入できるPRの予算の限界を上回りやすいためです。

飲食店の場合には、予算を内部SEOに使うよりも、「食べログ」や「ぐるなび」などのグルメサイトに使った方が、PR効果は圧倒的に高いと思います。

内部SEO対策をする必要がないホームページ

「自社名で検索をしたときに1位に表示させたい」のであれば、上位表示化は簡単です。自社名が有名企業と同名でなければ、ある程度知識のあるホームページ業者に依頼すれば、上位表示させることは可能なはずです。

その場合は、ホームページ制作の見積もり段階で、「自社名で1位に表示させたい」と伝えてください。

「すでにホームページを制作し終えているが、自社名で検索しても上位表示されない」という場合には、当社にご相談ください。

良い内部SEOの業者の選び方

現在、「SEO対策」と言えば、ほとんどの場合で内部SEOを意味します。しかし、外部リンクSEOを中心に実施したり、SEO対策の依頼をそのまま外注したりする会社もあり、コスト高になってしまう場合もあります。SEO対策を依頼する会社がどのような方法で施策を行うのか、その見極めが難しいところです。

SEO業者に依頼をするときに、SEO対策を実施して成果が出てくるまでの時間を聞いてみてください。「おおよそ2~3か月」と答えるようでしたら、たいていは内部SEO対策を主軸とする良い業者だと思います。

また、自社内にSEO対策をある程度勉強し、実践する人がいれば、見積もりの段階での打ち合わせで、業者にSEO対策の知識がどれぐらいあるのかを判断できることでしょう。

「SEO対策込みのホームページ」にご注意

「わが社は、SEO対策込みのホームページをご提供します。」とPRするホームページ制作会社は多いと思います。また、実際に多くのホームページ制作会社は、ホームページ上でSEO対策について触れていると思います。

しかし、、その業者が、いったいどれぐらいのレベルのSEO対策をしてくれるかは分かりません。これは、英会話のレベルと同様に、英検に合格したから言って、英語が話せるとは限らないことと同じです。知識と実践は違うのです。

(手前味噌になりますが、今まで、300以上のホームページの内部SEOに関わってきて、私どもの想定を超える内部SEOが施されていたホームページに出会ったことはありません。)

2.コンテンツSEO

コンテンツSEOとは

コンテンツSEOとは、簡単に言えば、ホームページのページ数を増やしていくことで、上位表示が難しいキーワードや、ロングテールワードでの上位表示化を行うSEO対策です。

検索者にとって魅力的な情報が記載された「コンテンツページ」を増やしていきます。それらのページがよく読まれるようになってくることで、他のホームページやSNSなどで記事を紹介してもらえるようになります。すると、Googleからさらに評価され、上位表示しやすくなるという流れです。

コンテンツSEOでは、単に検索者にとって魅力的なコンテンツページを増やすだけでなく、内部SEOと組み合わせ、追加していくページのコンテンツのキーワード出現率の調整やHTMLでの効果的なマークアップをしていきます。内部SEOとコンテンツSEOを組み合わせたマーケティング手法を、「SEOコンテンツマーケティング」と言っています。

さて、コンテンツSEOはページ数を増やすので、関連性が強いページ同士で効果的に内部リンクを張っていくことができることも、Googleから高評価を得られやすい理由の一つであると考えます。

コンテンツSEOが最適なホームページ

それは、内部SEO対策がなされ、ページ数を大幅に増やしていく予定のホームページです。単にページ数の多さだけでなく、定期的にページ数が増えていくことでも、SEO対策としての効果が期待できます。

また、月1回でも良いので、定期的にアクセス解析をすることで、投入されたコンテンツページの文章を追加・修正すべき内容を確認できます。その追加・修正を実施していくことで、検索順位の改善やアクセス数増加が可能です。

コンテンツSEOが不向きなホームページ

ページ数を増やさないホームページには、コンテンツSEOを実施できません。ランディングページ(LP)のみのホームページや、名刺代わりとして作られた、ページ数やコンテンツ量の少ないホームページが、これに該当します。

また、ページ数を大量に増やすことを考えたとしても、追加されるページのコンテンツ量が少なかったり、魅力のないコンテンツばかりだったりすると、これもコンテンツSEOの効果が薄れてしまいます。何度も述べますが、Googleは検索者にとって魅力的なページを上位表示してくれる検索エンジンだからです。

コンテンツSEOを導入するための企画と設計

コンテンツSEOを行う場合、定期的にページを増加させていくことになりますので、いずれネタ切れすることが想定されます。その備えのためにも、あらかじめホームページの企画や設計を入念にしなければなりません。

コンテンツSEOでは、どのようなコンテンツページを作成していくかということだけでなく、定期的に増えていくページを見やすい位置に配置するなどのデザイン面と、コンテンツページのディレクトリ構造を考慮します。このようなデザイン面とディレクトリ構造にも、やり方によっては、検索順位の上位表示化につながることもあります。

このような企画や設計がなされていないホームページを制作してしまった場合には、ホームページを設計からやり直す必要がありますが、現在のデザインを踏襲して作り直していくことで、修正費用を抑えることが可能です。

コンテンツSEOで作るページの種類

私が今まで対応してきたコンテンツSEOで量産されるページには、次のようなものがあります。

  • お客様の声
  • 導入事例
  • よくあるご質問
  • コラム
  • 商品詳細

「お客様の声」や「導入事例」は、お客様に掲載許可を得たり、アンケートやヒアリングをしたり、写真を提供してもらったりと、コンテンツを制作するための仕組みづくりや準備が必要になります。

「よくあるご質問」は、その一覧ページと、質問に対して詳細な回答が書かれたページを用意します。

「コラム」は、読み物です。よくあるご質問とコラムは、検索エンジンでよく利用されるキーワードを基にして文章を作ることができます。すると容易にロングテールSEO対策ができるのでお勧めのコンテンツです。

「商品詳細」では、商品の説明文を工夫し、さまざまなSEOワードが盛り込まれるようにします。そのため、商品の掲載点数が多いホームページほど有効です。

コンテンツSEOの業者選び

コンテンツSEOでは、ページを大量に生産していくため、それに比例して社内外の人件費がかかります。

SEO対策のノウハウがある会社の場合

もし、貴社のホームページ担当者がSEO対策の基本を理解し、SEO対策のノウハウを有しているなら、コンテンツSEOの費用を大幅に抑えることが可能です。

つまり、文章や写真などのコンテンツを自社で用意して、ホームページ制作業者にはページ作成のみを依頼されると良いでしょう。コンテンツSEOという付加価値を自社責任で行うことで、外注費を安く抑えることができます。

予算が潤沢な場合やSEO対策の知識が少ない場合

また、予算が潤沢な場合や、SEO対策の知識が少ない場合には、SEO対策に効果的な文章作りから、ページの更新までを業者に依頼された方が良いでしょう。

ここで、SEO対策に効果的な文章を作る能力を、外注先が持っているかどうかを問う必要があります。最近では、安価で質の高い文章を作成してくれる業者もありますが、すでに存在する他のホームページを参考にして文章を作るために、それらのホームページと文章が似てしまうことがあります。そういったコピーに近い文章は、Googleがペナルティとして判断する可能性があります。

このようなこともあり、理想的には、文章は自社で内製した方が良いのですが、意外と文章作りは時間と手間がかかります。そこで、コーチングのスキルを活用することをお勧めします。

コーチングは「質問のスキル」を使ってセッションを進めます。コーチに効果的な質問を繰り出してもらい、それに答えていくだけで、ページに盛り込むべき文章の元となる内容を引き出すことができ、SEO対策に効果的な文章を大量に作り出すことができます。

1ページ分の文章量を作成するためには、慣れていない人でも1~2日程度かかります。ところが、コーチングのスキルを活用すれば、2時間程度で文章が作成できますから、時間効率がとても高まります。

(なお、私どもの経験上、「文章ぐらいすぐに作るよ」とおっしゃった後、本当にすぐに文章を作ることができたお客様は、2社だけでした。)

もし、ホームページ文章の制作を外注するのであれば、「ホームページ文章作成代行サービスの種類と特徴」を一読ください。

社内コーチングの必要性

また、コーチングを社内の担当者が習得することも、最近では大企業を中心に行われているようです。ホームページでの集客に力を入れている企業では、今後は社内コーチングを導入する企業が増えてくることでしょう。

社内コーチングについては、別のコラムで述べる予定です。

内部SEOやコンテンツSEOはFull Bloomにお任せください

内部SEOは、最初から経験や実績が豊かな業者に任せた方が、結果的に経費と時間の節約になります。また、コンテンツSEOでページを量産する際には、文章を量産することになりますから、コーチングを活用すると、SEOに効果的な文章を短時間で、かつ大量に作り出すことができます。

内部SEOやコンテンツSEOは、経験と実績豊富なFull Bloomにぜひお任せください。

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