検索エンジンマーケティング(SEM)の可能性

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マーケティングとは?

SEMでホームページのアクセス数アップ

マーケティングの専門家の中にさえ「マーケティングには特に統一された定義は無い」とおっしゃる方もいますから、改めて「マーケティングとは何ですか?」と訊かれると、答えるのは難しいと思います。

「マーケティングとはPR方法のことだ」「市場調査のことだ」と考えている方もいると思います。誤解を恐れずに言うなら、「マーケティングとは、商品やサービスが、たくさん売れるようにするための活動の総称」と言えると思います。企業や個人事業主をはじめ、政府や公益団体など、誰かにサービスを提供するものであれば、それらすべての組織や個人にマーケティングは存在するでしょう。

商品やサービスが、たくさん売れるようにするための活動には、PR方法や市場調査の他に、価格設定、品質改良、販売方法、流通手段など、さまざまな要素があります。一言で「マーケティング」と言っても、考えるべきことはとても多いと思います。

このコラムでは、商品やサービスの「PR」について考えたいと思います。

検索エンジンマーケティング(SEM)

さて、インターネットが存在しなかった時代には、企業が一般消費者に商品をPRする方法は、テレビCMや新聞広告、電車の中吊り広告などが主流でした。ところが、インターネットの普及により、さまざまなPR手法が編み出されてきました。

その中のひとつとして、検索エンジンを活用したマーケティング「SEM」があります。この「検索エンジンマーケティング」には、SEO対策を主とした手法と、リスティング広告があります。経営発展コーチングで私たちが手掛ける「売れるホームページ制作」では、SEO対策に強みがあります。

テレビCMと検索エンジンの比較

ここで、テレビCMと検索エンジンマーケティングを比較しながら、検索エンジンマーケティングの可能性について考えてみたいと思います。

当然ですが、テレビCMは、テレビ番組の途中で流れるコマーシャルのことです。テレビ番組のスポンサーのCMが流れる間、CMを見たくなくても定期的に勝手にテレビに映し出されます。

テレビCMは、広範囲のたくさんの人が見るので、すぐに購入したい人を対象としているよりは、消費者にブランドイメージを持ってもらい、商品の必要性を感じたときに思い出してもらうことが主たる目的になります。

では、テレビCMと比べて、検索エンジンマーケティングにはどういう違いがあるのでしょうか。

検索者は、自分が調べたいキーワードを検索エンジンに打ち込み、ネット検索をします。その検索結果に上位ヒットした、数あるホームページの中から、調べごとの答えが記載してあるホームページをいくつかピックアップし、閲覧します。

つまり、検索エンジンを活用する消費者は、テレビCMのように特に興味のない商品情報が放映されるのを受け身で観るのではなく、自分が知りたい情報のみを検索結果に表示させ、閲覧することができます。

検索エンジンマーケティングの可能性

検索エンジンマーケティングでは、テレビCM程には大勢の人に閲覧してもらうことはできませんが、一方的に興味の無い情報を送りつけるのではなく、検索者が知りたい情報が表示されるため、購買意欲のある人に対して商品のPRができる確率がグンと高まります。

ですから、検索エンジンマーケティングが機能するようにホームページを作り込むことができれば、今まで貴社の商品やサービスのことをまったく知らなかった、貴社の情報を知ったら喜んでくれるという、優良な見込み客に対して、PRできる可能性が大きく広がるのです。

しかも、テレビCMをはじめとしたメディア広告等に比べて、料金も安価ですから、小さな企業でも導入しやすい、優れたマーケティング手法だと言えます。

ホームページの訪問者数を増やすための3つの分析

検索エンジンマーケティングを行う場合、ホームページをたくさんの優良な見込み客に閲覧してもらうために、次のような分析を行います。

  1. どのような検索キーワードで上位化を目指すか?(検索キーワード分析)
  2. その検索キーワードで上位表示は可能か?(競合サイト分析)
  3. 検索結果をクリックしてもらえるか?(検索ニーズ分析)

検索キーワード分析

検索キーワード分析では、どのようなキーワードでよく検索されているかを調査します。やはり、よく検索されているキーワードを選んでSEO対策を行ったり、リスティング広告に登録したりすると、訪問者数の増加に有利です。

ただし、よく検索されるキーワードだからと言っても、そのキーワードで検索している人たちが、商品の購入を目的としているかどうかについての検討も必要です。

競合サイト分析

よく検索されていて、購入意欲の高い検索キーワードが見つかったとしても、競合他社のホームページ、つまり「競合サイト」の強さも分析する必要があります。

お金をかけて上位化を目指しても、競合サイトが思ったよりも強く、上位化が難しいケースもよくあるためです。

ただし、「どうしても、ここが勝ち筋である」という場合もあります。その場合は、労力がかかるのを覚悟して、検索エンジンマーケティングのスキルを駆使すれば、強い競合サイトに勝てることもあります。

検索ニーズ分析

検索エンジン上の検索結果には、ホームページのタイトルや概要文が表示されますが、「検索した人が、どのようなタイトルや概要文であればクリックしてくれて、自社ホームページに訪問してもらえるか」を考えます。

検索ニーズ分析は、「検索者の考えていることや、どのような行動を取るかなどを想定する」ということですから、最近流行のマーケティング手法「ペルソナ分析」に近いと言えます。

このように、タイトルや概要文は、「検索エンジンで上位化を図ること」と、「検索者に自社のホームページに訪問してもらうこと」の2つのタスクについて考える必要があります。

検索エンジンマーケティングに可能性を感じられた方は、経営発展コーチングの「売れるホームページ制作」をご検討ください。貴社のホームページのアクセス数を効率よくアップするためのご提案をさせていただきます。

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