ホームページ制作3つの失敗例

|カテゴリ:売れるホームページ制作


ホームページ制作を数多く行っていると、その中でたくさんの成功例の影に、いくつかの失敗があります。ホームページ制作での失敗例と原因をまとめました。今回のコラムは、少し変わったテーマですが、中小企業のホームページ担当者なられたばかりの方に、ホームページ制作を成功に導くためのヒントになると思います。なお、ここでご紹介する失敗事例は、多少装飾しています。

デザインが気に入らない失敗

いきさつ

都内でチェーン展開をしていた美容院のホームページ制作でした。ホームページを刷新し、インターネット経由での集客力を高めたいというご要望があり、私にご依頼がありました。

健康にも意識した美容院だったので、健康や美容に関するコラムを掲載して、ホームページの独自性を出し、SEOコンテンツマーケティングでの集客をする予定でした。

従業員のTさんが元デザイナーだということで、ホームページ担当になりました。毎週の打ち合わせに数時間ご対応いただき、ホームページ企画、文章作成、デザイン、写真撮影などを、私と二人で力を合わせてこなしていきました。

デザインが気に入らない

Tさんが忙しいということで、ホームページ制作まで当初3か月だったものが半年以上に伸び、ようやくホームページのデザインができる段階になりました。

今までの打ち合わせを踏まえて、デザイン案を1案出させていただいたのですが、Tさんが気に入りませんでした。社長に相談したものの、Tさんにお任せしているとのことでした。

打ち合わせでは、次のように細かい調整の連続でした。

  • ここの3mmずらしてほしい
  • この写真の角度を若干回転させてほしい
  • もう少し明るい雰囲気で
  • リラックスしている雰囲気をもっと出して

最初の契約では、デザインの修正は2回のみ対応する内容だったのですが、Tさんは「気に入らないデザインを納品されても困る。」「このようなデザインしか出てこなくて落胆しました。」とのことで、なんとか5~6回の修正を重ねたのですが、こちらが制作を断念してしました。

失敗の原因と対応

美容分野では、デザインに強いこだわりのある方が多いと思いますが、他の業界のホームページ制作でも同じことです。

私のデザインセンスや説明の仕方に問題があったと思います。また、Tさんは、大局と小事を見誤ったのだと思います。

Tさんのこだわった「3mmの移動」や「写真の回転」は、それを行いホームページの集客力が劇的に高まることは稀だと思います。Tさんが気に入るデザインではなく、ホームページの訪問者が見やすいホームページかどうかの方が重要だと思います。

ホームページ担当者は、営業的センスを持った方が理想で、その方に決定権を与えてください。細かなところが気になり始めたら、「ホームページの目的は何か?」を振り返ってみてください。

他の事例で、営業担当者がホームページ担当者になったものの、上司である営業部長の決定が出ず苦労し、さらに社長の決定もなかなか出ないことがありました。

文章案を作成したら、その度に部長のやり取りで3回、社長のやり取りで2回ほど必要な会社もありました。営業的センスがあっても、決定権がなければ、これもホームページ制作が進みません。

決定権者が多い失敗

いきさつ

東京都港区にあるシステム会社のホームページ制作の事例です。ホームページ制作の目的はネット集客であることを担当者様はご理解されていました。

打ち合わせを開始し、数カ月を経てようやくホームページを公開する寸前までになりました。そのとき、「社内全員でホームページを見て、皆さんの意見を聞く」ということになりました。重役会議でそのように決まったそうです。

全員が納得しない

テストURLにアップされた非公開のホームページを、支店に従事される方も含め、社内全員100名ほどが何らかの意見を出すことになりました。

中には、「私はホームページのことはよくわかりませんので、これで良いと思います。」と正直に答えられた方が2~3名いらっしゃいましたが、意見を出すことがよいこととされていましたので、ダメ出しの嵐でした。

ダメ出しの修正で1~2カ月を要して何とか完成目前だったときです。別会社にパンフレットのデザインを依頼していたそうで、そのデザインがすごく気に入ったとのことで、そのデザインをホームページに反映させることになりました。

結局、ホームページの公開がさらに1カ月ほど遅くなり、ホームページ修正の追加料金を含めたらホームページ制作費が40%ほどアップし、ホームページ担当者様は苦労のあまり精根尽きてしまいました。

失敗の原因と対応

そもそも、全員が「よい」と判断されるものは、この世の中になかなか存在しません。いくら良いものを作っても、一部の人は「ダメ」と判定します。その逆もしかり。

よほど変だと感じるデザインであれば、ホームページ担当者が見抜くことができますし、出来上がったホームページの良さの判定は、訪問者に聞いた方が早いと思います。訪問者の動向を見てホームページを修正する方が効率的です。

なんとか公開されたホームページは、その後、アクセス解析とSEO修正を繰り返し、集客ができるホームページに育ちました。

想像以上に集客できた失敗

いきさつ

埼玉県のリフォーム業者様のホームページ制作を行いました。そのリフォーム業者様は、地域密着型の営業を徹底し、顧客満足度が高い会社で、地元では名が知れており、リポータや口コミでの集客がほとんどでした。

ネット集客に力を入れたいとお考えだったH社長は、私の噂を聞きつけ、直接私に電話をかけてこられました。

H社長は、ネット集客を単なるPRと位置付けずに、新規事業の立ち上げと位置づけられ、数百万円のご予算を組まれました。ホームページ制作では入念に企画とSEO設計を行い、コンテンツマーケティングにてさまざまなキーワードで上位ヒットさせるロングテールSEO対策を行いました。

問題が発生したのは、無事にホームページを公開してから2か月後のことです。

集客ができ過ぎてしまった

いきなりH社長から私の携帯電話にクレームのお電話をいただきました。お話の内容によると、「朝から晩まで電話が鳴りやまなくて、内勤スタッフが経理の仕事ができなくて困ってしまった」とのことでした。

失敗の原因と対応

最初から予算をしっかりかけることで、しっかりとしたホームページを制作することが可能です。しかし、いきなり大規模なホームページは制作せずに会社の規模に合ったホームページを制作し、その後は少しずつ社内の混雑具合を見ながらページ数を増やしていくことが大切です。

せっかくたくさんの検索キーワードで上位ヒットしていてもったいないので、ページを減らすことはせず、ホームページに記載している概算価格を消すなどして、お問い合わせの数を減らすことにしました。

その後、ホームページは今でも集客し続けてくれているそうです。寿命の長いホームページを制作できたことは成功だったと思います。私はこの一件から、ネット集客企画のご依頼があったときには、ステップアップで成長するホームページをご提案するようになりました。

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