事業を多角化した場合はホームページを分けるべき?

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少し大きく成長した中小企業でよくあることですが、さまざまな事業を手掛ける会社があります。本業での収益がアップし、「なるべく経費として消費したい」「新しい事業を行って少しでも利益を増やしたい」などと考えるケースです。

その新規事業が、本業とは事業ドメインが明らかに異なる場合があります。

例えば、次の図のように、部品製造を経営している会社が、美容院や飲食店、介護事業などに手を伸ばして多角化するといったことです。

本業となる事業ドメイン以外の事業を運営する場合のホームページ制作

そもそも、経営理念に合わない事業や、会社の規模にそぐわない事業を行うことは、ビジネスコーチ関山によると基本的に止めた方がよいと思われますが、それは関山のコラムに任せるとします。

さて、この例では、部品製造のホームページをすでに公開されていて、新規事業の美容院や飲食店のホームページは部品製造と同じドメイン内に公開するか、それとも別のドメインを取得して公開するかと聞かれることがよくあります。

一言で答えを述べますと、「事業ドメインが大きく異なる場合は、別のホームページを制作してください。」と答えるようにしています。

その理由を述べたいと思います。

ホームページを分ける理由

ホームページを分ける理由は簡単です。客層が異なるからです。

もし1つにまとめてしまったら

もし、製造業と美容院のサービス紹介を、1つのホームページにまとめてしまった場合のことを想定しましょう。

製造業の取引先がホームページを見た場合に、「美容院もやっているよ」と書いてあったらどのように思うでしょうか。自社が小さな会社であるほど、ホームページの訪問者は「いったい何屋さんなのだろうか?」「私との契約に労力を割いてくれるのだろうか?」と疑問に思われることでしょう。

客層ごとにホームページを作るべき

部品製造のホームページデザインは、グレーやブルーが主体となる落ち着いたイメージのデザインが主流です。

また、美容院のホームページであれば、トップページに美しい女性のイメージを入れたいところです。ゴージャス感を出すのであれば、ゴールドのグラデーションを多用することでしょう。

このように、部品製造と美容院ではホームページのデザインが大きくことなるため、同じドメインで2つ以上の事業紹介ページを入れるべきではありません。

1つのホームページに複数の事業を紹介したい場合

どうしても1つのホームページに複数の事業を紹介する必要性が出てくることがあります。その一例は、自社株を公開するときです。

そのときは、客層の異なる事業ごとにホームページを複数持ち、それらの事業をまとめて紹介するホームページ(コーポレートサイト)を1つ持つことをお勧めします。

そして、コーポレートサイトには、それぞれの事業に1ページずつ紹介文を記載し、それぞれの事業ごとのホームページに飛ぶリンクを設置しておくとよいでしょう。

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