ホームページという言葉には4種類の意味がある
|カテゴリ:売れるホームページ制作
誰しも、普段から「ホームページ」という言葉をよく使っていると思います。私がホームページ制作のサービスを開始した15年ほど前は、「ホームページって何?」と聞かれることがよくありましたが、今では、ホームページという言葉をしらない人を探す方が難しくなりました。
企業であれば、ホームページを開設していないところは、圧倒的に少ないと思います。起業したてや、どのような小さな企業であったとしても、「とりあえずはホームページを開設しておこう」と思うことでしょう。
ホームページという言葉
さて、このように普段でもよく使われる「ホームページ」という言葉には、4種類の意味があることをご存知でしょうか?
ホームページ制作を外注するときに、この4つの意味を知っていることで、ホームページ制作会社との打ち合わせで混乱を防ぐことができます。ホームページ営業に力を入れたい中小企業の社長は、ここでご紹介する4つの意味をぜひ覚えておいてください。
1.ウェブサイトやウェブページの意味
普段、「ホームページ」という言葉を用いるときは、「ウェブサイト」や「ウェブページ」という言葉が適切です。しかし、「ホームページ」という言葉が独り歩きをして、広まってしまいました。
ウェブページが複数集まって、ウェブサイトが構築されます。ウェブページのことも、ウェブサイトのことも、広く「ホームページ」と呼ばれるようになりました。
昔であれば、ホームページ制作のことを、「ウェブサイト制作」と言っていましたが、あまりにも多くの人が「ホームページ」という言葉を使うようになってしまったので、10年ほど前から私も「ホームページ制作」と言うようにしました。
2.組織を代表するウェブサイトの意味
組織とは、企業や政府、NPOなどの団体など、さまざまです。例えば、企業であれば企業独自のホームページ(ウェブサイト)を持っています。そして、B to Cの商品やサービスを提供する大企業であれば、会社のホームページの他に、商品やサービスごとにウェブサイトを開設していることがあります。
例えば、大手化粧品会社であれば、会社のホームページの他に、シャンプーのブランドを紹介する特設サイトを作っているところもあります。大手スナック菓子メーカーであれば、スナック菓子のブランドごとにホームページを開設している企業もあります。
そういった、1つの組織が、複数のウェブサイトを持っている場合、それらの中で、企業を代表するウェブサイトが1つあります。そのウェブサイトのことを「ホームページ」と言います。
企業であれば、企業理念やIR情報などの会社の情報を提供するウェブサイト「コーポレートサイト」がホームページに位置づけられることが多いです。
3.トップページのこと
ウェブサイトの中で、トップページのことをホームページと呼ぶことがあります。HOMEには、「大本」という意味もあるためだと思われます。この意味で用いられる場合は、略して「ホーム」と言う場合もあります。
トップページのことをホームページと呼ぶことは、「ページトップ」と「トップページ」が混乱しないようにするときに用いることが多いです。
「ページトップ」とは、開いているページの一番上側、ファーストビューの位置です。「ページトップに戻って」と言われると、マウスのホイールをくるくると回したり、ページ右下などに表示されるボタンをクリックしたりして、開いているページの一番上側に移動します。
それとは別に「トップページに戻って」と言われたら、開いているページのロゴをクリックしたり、ブラウザの「戻る」ボタンをクリックしたりして、トップページに移動します。
この「ページトップ」と「トップページ」が混同しないようにするために、トップページのことをホームページと言う場合があります。
4.ブラウザを開いたときに常時されるウェブページの意味
ブラウザとは、Microsoft EdgeやGoogle Chromeなどのウェブページを閲覧するアプリケーションのことです。ブラウザを起動させたときに、最初に表示されるウェブページのことを「ホームページ」と言います。
多くの人は、YahooやGoogleなどの検索エンジンを、ホームページに設定していると思います。
このブラウザのホームページ設定は、簡単に変更することができます。「Googleでなくて、Yahooにしたいな」と思ったら、ブラウザのホームページ設定で、GoogleのURLをYahooのURLに変更して保存するだけです。
ホームページ制作では「ホームページ」という言葉の意味を明確に
ホームページ制作をプロに外注する場合は、上記の3種類の意味が混在してしまうことが稀にあります。
コーポレートサイトを含む、複数のホームページを制作依頼しているとします。ホームページ制作者に「ホームページをちょっと直してほしい」と依頼したとします。
すると、ホームページ制作者は、「コーポレートサイトのことか、昨日の打ち合わせのホームページのことか判らない」という具合に混乱してしまいます。
私がホームページ制作を受注したときには、まずは用語の説明から入ります。共通の言葉で、意味がしっかり通じるようにしておいたほうが、意思疎通が正確に行えるためです。
このように、お互いに共通の意味を知っておくことは、ホームページ制作だけでなく、ビジネスにおいてはとても大切なことです。
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