無料ブログのSEO対策とその効果
|カテゴリ:売れるホームページ制作
ここでは無料ブログの設定や機能を活用したSEO対策の方法とその効果を具体的に述べたいと思います。
ブログには、アメブロやseesaa、FC2ブログなどの無料で利用できるブログと、自社のホームページにWordPressなどのブログシステム(CMS)を組み込むブログがあります。
前者を総称して「無料ブログ」と呼んでいます。後者ではWordPressというものが有名です。
どちらも、どちらも共通する仕組みや機能がさまざまありますが、WordPressではプラグインで対応しなければならない機能もあります。
無料ブログのSEO対策とその効果として、次のテーマを挙げました。
ブログタイトルの設定
無料ブログのSEO対策で最も重要な設定が、ブログタイトルです。このタイトルは、テンプレートにもよりますが、すべてのページに記載され、HTMLタグの中でもSEO対策で重要なタグに入ります。
そのことから、SEO対策のためにブログタイトルにはキーワードを1つ以上入れるべきです。
例えば、お弁当のレシピを紹介するブログのSEO対策を考えてみたいと思います。その場合のSEO対策としては、「お弁当 レシピ」だと思います。
よくあるブログタイトルのSEO対策での間違いですが、キャッチなブログタイトルにしてしまうことです。
例えば、「朝のアイデア集」というブログタイトルを設定したとしましょう。ここでのSEOキーワードは、「朝」と「アイデア」です。最も重要な設定に、SEOキーワードが含まれていません。
SEO対策したいキーワードは、「お弁当」と「レシピ」の組み合わせですので、ブログタイトルには両方のキーワードを盛り込んだ方が有利です。例えば、「朝のお弁当レシピ アイデア集」という具合です。
中には、「SEO対策は大切なことはわかるが、『朝のアイデア集』の方がいいのだ!」と言われる方もいます。その方には、次のようにお伝えします。
「より多くの人にお弁当のレシピを伝えたいのであれば、私が提案するブログタイトルにしてください。キャッチコピーを大切にされるのであれば、ご希望のタイトルを設定してください。タイトルにSEOキーワードが入っていなくても、上位化させる方法はあります。」
記事タイトルの付け方
記事タイトルとは、記事を投稿するときに設定する、各記事のタイトルのことです。ここにも、ブログタイトルと関連するキーワードを入れて投稿すべきです。
例えば、先ほどの例では、ブログタイトルを「朝のお弁当レシピ アイデア集」としました。この場合の記事タイトルは、「子どもが喜ぶ鮭の切り身ごはん」という具合に、ブログタイトルと関連するタイトルにします。
もし記事タイトルが、「今日は母が来た」という記事タイトルであれば、読者は「母が手料理を作ってくれたのかな」と予想します。SEO対策としては、「母の手料理」を記事タイトルに入れた方が、アクセスが増えるのではないかと思います。
更新頻度
更新頻度とは、ブログ記事をどれぐらいの頻度で投稿していくかです。
ブログは、アカウントを取得した直後は「やるぞー!」ということで、熱意があり、記事の更新頻度が高いと思います。場合によっては、1日に数本の記事をアップする人もいることでしょう。
無料ブログのテンプレートは、サイドバーに年月が記載されおり、クリックできるようになっています。クリックしてページを遷移すると、その年月に書かれたブログ一覧を閲覧することができます。
さて、年月のところには括弧書きで、数字が入っていることがあります。この数字は、その年月に投稿した記事の数です。
最初はたくさん更新していたのに、徐々にフェイドアウトし、ついには更新がストップしてしまったブログを見たら、どのように思うでしょうか?
ブログはムリせず、定期的に長く更新し続けた方が、かっこいいと思います。例えブログの更新が止まったとしても、10年も続いたとしたら、それはずごいことです。
更新頻度のSEO対策についてですが、やはり定期的に更新されている方が効果的です。その頻度は、最低でも1週間に1本と考えています。ものすごくSEO対策を強化したい場合は、1週間に2~3本は投稿したいところです。
記事カテゴリの設定
記事カテゴリは、記事をカテゴリ分けして登録する機能です。カテゴリ名は、管理画面であらかじめ登録しておきます。記事を投稿するときに、登録されたカテゴリを選択することができます。
カテゴリ名は、ブログのサイドバーに列挙され、カテゴリ名がクリックできるようになります。カテゴリ名をクリックすると、ページが遷移して、そのカテゴリに登録された投稿記事の一覧が表示されます。
このカテゴリ名も、SEO対策で大切です。記事タイトルと同様に、ブログタイトルと関連するカテゴリ名を登録すべきで、なおかつ、記事を分類するものでなくてはなりません。
例えば、「朝のお弁当レシピ アイデア集」であれば、カテゴリ名として、「子どものお弁当」や「パパのお弁当」、「ピクニックのお弁当」、「その他のお弁当」など、お弁当に関連するカテゴリ名が妥当です。
要するに、カテゴリに該当しないブログ記事は、頻繁に投稿すべきでありません。
ブログカテゴリの設定
先ほどは記事カテゴリでしたが、次はブログカテゴリです。無料ブログのサービスとして、アカウントが作成されたブログをカテゴリ分けして紹介してくれるものがあります。
自分のブログを、無料ブログのどのカテゴリに登録するか、アカウントを登録したときに設定ができます。もちろん、後日変更も可能です。
ブログカテゴリに登録すると、ブログを更新したら、最近更新されたブログとして紹介され、リンクが張られます。このリンクによって、Googleの評価が高まる場合があります。
RSSの設定
RSSは簡単に述べると、ブログ記事を投稿したときに、そのタイトルや投稿日、概要や本文の一部などを配信するためのフォーマットです。RSSを受け取ってくれるURLがあるので、無料ブログの管理画面でRSSを受審してくれるURLを登録しておきます。
設定は簡単です。たいていの無料ブログには、主要なURLが記載されているので、それをコピペして登録します。
このRSSによる更新情報はGoogleが受審してくれるので、ブログにGoogleがクロールしに訪れてくれる頻度が高まります。
キーワードの設定
管理画面で、ブログに関連するキーワードを自由にいくつか設定することができます。ここに設定されたキーワードは、基本的にmetaキーワードに登録されますが、SEO対策にはほとんど関係ないので設定しなくてよいです。
心配であれば、念のため設定しておいてください。
タグの設定
ブログ記事を投稿するときに、上記とは異なり、ブログ記事に関連するキーワードを設定できる無料ブログがあります。SNSではハッシュタグと言われるものです。
無料ブログの内部検索をするときに、このタグに設定されたキーワードが優先される場合が多いので、積極的に登録するようにしてください。
GoogleのSEO対策としては、あまり効果が期待できません。本文中にSEOキーワードを頻繁に用いた方が有利です。
タグクラウドの設置
タグクラウドとは、ブログ記事の投稿で設定したタグのまとめです。ブログのサイドバーに表示させることができるタグの一覧です。
タグクラウドを表示させると、よく利用されたタグ名のフォントサイズが大きく表示され、どのようなタグの傾向があるかを、一目でわかります。
タグクラウドに表示されたタグ名は、もちろんクリックができます。タグ名をクリックすると、ページが遷移し、そのタグが設定された投稿記事の一覧が表示されます。
タグクラウドは、表示させることができるタグの数に上限があるものの、ページ内のリンクの数が膨大に増えてしまいます。例えば、タグクラウドに、タグ名が20個表示されたら、リンクの数が20本増えることになります。
GoogleのSEO対策としては、1つのページの中に設置してもよいリンクの数は、せいぜい100本までと言われています。この100本という数字は厳密ではありません。もちろん、リンクの数が100本を大幅に超えていても上位ヒットするホームページもあります。
しかし、一般的なホームページやブログであれば、リンクの数は100本程度に抑えておいた方がよいので、SEO対策に効果が低く、逆にリンクの本数を増やしてしまいSEOの評価を下げてしまうタグクラウドは、非表示にしておくことが妥当だと考えます。
あとがき
いろいろと無料ブログのSEO対策について述べてきました。
企業でも公式ブログで商品のPRなどを行いたいと考えているとこもあることでしょう。最近では、無料ブログを企業の公式として立ち上げるよりも、WordPressなどのCMSを自社ホームページに組み込んでブログを書いていく方が良いと思います。
理由としては、自社ホームページにブログを組み込んだ方が、SEO対策としては効果的ですし、無料ブログですとアカウントを凍結される場合があるためです。
この記事は、お役に立ちましたか?
ホームページ集客コンサルティングのご案内
ホームページの企画や制作、SEO対策など、ホームページ集客の相談ができるWebコンサルティングのご案内です。タイムチャージ方式で、時間内に聞きたいことを好きなだけ相談できるスポットコンサルティングをご用意しました。
ホームページ制作の前に、ネット集客の企画の立て方やSEO対策のやり方を知りたい。わが社のホームページをどうのように修正したらアクセス数が増やせるのか知りたいなど、何でもご相談ください。
タイムチャージ | 1時間¥10,000(税別) |
もちろん、ホームページ制作やSEO対策も承っております。お問い合わせ・お申込みは、お問い合わせフォームよりご連絡をください。
売れるホームページ制作のお問い合わせ
まずは、お問い合わせフォームより、ご連絡先をお教えください。貴社のご事情を伺い、売れるホームページ制作のご提案をさせて頂きます。