SEO対策12の鉄則チェックリスト
|カテゴリ:売れるホームページ制作
Full Bloomが提唱するSEO対策は、「理念SEO」です。これは、「検索エンジンがどのようなホームページを上位ヒットさせたいかという理念に基づいたSEO対策を行う」というものです。
先日のコラム「日本の検索エンジンシェア2018」でも述べたように、日本国内の顧客に向けたホームページであれば、Google向けのSEO対策を行うことが重要ポイントです。なぜなら、日本国内の検索エンジンで、Googleのエンジンを採用している割合が、パソコンでのネット検索では95%、スマホでは実に99%に達するためです。
Googleの検索エンジンが持っている理念とは、基本的に「よいホームページを上位ヒットさせる」というものです。ですので、Googleがどのようなホームページを「よいホームページ」と判断するのかを考えると、おのずかとSEO対策の方向性が見えてくるのではないでしょうか?
その方法として、私が今までの経験で導き出した、今現在に通用する「SEO対策12の鉄則」は、次の項目です。
これらのことがなぜ必要なのか、どのようにチェックをするのかを、おおよそ大切だと思われる順番でご説明しますので、自社のホームページが対応できているかをご確認ください。
チェック1.ページ数
ホームページは、トップページ以下、商品一覧やよくある質問、会社案内などさまざまなページで構成されます。その合計ページ数が多いホームページの方が上位ヒットしやすい傾向があります。
その理由としては、「ページ数の多いホームページの方が、扱っている商品やサービスについて詳しく説明されている」とGoogleに認識してもらえるからだと考えます。
SEO対策を行うのであれば、できる限り競合他社のホームページよりもページ数が多くなるように企画してください。
競合他社のホームページが大企業の場合は、中小企業ではホームページの資金力でも負けているので、ページ数で太刀打ちしにくいことが多いです。中小企業では、大企業では作れないニッチなソリューションページを作成していくことをお勧めしています。
チェック2.文章量
文章量はページ数と同様に大切なSEO対策の要素です。いくらページ数が多くなったとしても、文章量の少ないページばかりだと上位ヒットしにくくなります。やはり、ページ数と合わせて、文章量が多いページが多いと、それだけ情報量が多く「よいホームページだ」とGoogleに認識してもらえると考えられます。
チェック3.写真・画像
よいホームページの基準として、Googleは「誰にとってよいホームページか」を考えています。それは、間違いなく検索ユーザです。検索ユーザが検索をしたときに、「Googleのおかげで、よいホームページが発見できた」と思われないと、検索ユーザはGoogleを利用しなくなるからです。
検索ユーザは、ほぼ間違いなく、調べごとをするために検索をしています。その結果、文字ばかりのホームページと、写真や画像を使って分かりやすく記載されているホームページを比べたときに、どちらがよいホームページだと判断されるかは、火を見るよりも明らかでしょう。
チェック4.コンテンツの独自性
次に大切になることは、コンテンツのオリジナリティです。他のホームページと比べて、同じような内容のページを作成しただけでは、基本的に先に上位ヒットしているホームページが有利となります。
また、他のホームページをコピペしてきた文章や画像をそのまま掲載するようであれば、Googleはそのページにペナルティを科し、上位ヒットしにくくなります。他人が作成したコンテンツを盗用したのであれば、法律に違反しています。他人のコンテンツを盗用しないということは、人として当たり前のことです。
チェック5.サイト構造
ホームページには、ホームページ内のリンクをクリックしていって下層ページに遷移していきます。そのリンクはトップページから始まり、商品・サービス一覧に移動し、興味のある商品の詳細ページを見るという具合に、階層の深さがあります。
サイト構造とは、その階層をきちんとピラミッド構造にしているかどうかが問われます。写真や画像のところでは、ホームページの読みやすさについて述べました。サイト構造は、ホームページの見やすさ、扱いやすさがポイントとなります。
特にページ数の多いホームページであれば、サイト構造をきれいなピラミッド構造にすべきです。
ページ数の多いホームページを制作するのであれば、最初からこのサイト構造を考慮してホームページを設計しないと、ホームページ公開後では重労働になるばかりか、SEO対策の専門家に相談してやらないと、サイト構造を変えることがかえってSEO的に不利になる場合があります。
チェック6.HTMLのSEO設定
ページ内の文章には、見出しや段落、画像などが配置されます。この配置によって、読者にとって読みやすいホームページかどうかが決まります。しかし、Googleはロボットですので、そのような配置だけでなく、HTMLの記述も考慮する必要があります。つまり、Googleの評価が高まるHTMLの設定方法を採用し、適切に記述します。
見た目はまったく同じホームページであったとしても、HTMLの記述を変更しただけで、順位が大きく上昇することもあります。
SEO対策の専門家であれば、SEO対策の依頼を受けた場合に、お客様や競合他社のホームページのソースを確認します。それを見ただけでも、どの程度の強度でSEO対策を行っているかが判ります。
チェック7.モバイル対応
ホームページによっては、パソコンよりもスマホで閲覧される回数が多いということをご存知でしょうか?
実は、パソコンで検索する回数よりも、スマホなどのモバイルデバイスで検索する回数の方が多くなったと、2015年にGoogleが発表しています。
つまり、パソコンサイズだけに対応しているホームページよりも、「スマホでもきちんと表示されるホームページの方がよいホームページである」とGoogleは判断するようになりました。
ホームページのスマホ対応には2種類あります(「ホームページのスマホ対応2つの方法」を参照)。5年ほど前から流行しだしたのが、Full Bloomが制作するホームページでも採用している「レスポンシブWebデザイン」です。
レスポンシブWebデザインを採用されたホームページは、ブラウザの横幅に合わせて、デザインが変形するようになります。このホームページを閲覧しているブラウザの横幅を、マウスで狭めてみてください。デザインが、カシカシッと変化するはずです。
チェック8.SSL
SSLは、簡単に述べるとセキュリティーのことです。ホームページのアドレスが、「http://」でなく「https://」という具合に、「s」が入ります。
今から8年ほど前であれば、「SSLはSEO対策として不利」と噂されていましたが、今現在ではSSLはSEO対策として有効です。SSLを導入すると、若干順位が上がるように思います。
チェック9.表示速度
ホームページを閲覧していて、戻るボタンや、×ボタンをクリックすることを、「離脱する」といいます。ホームページの閲覧者にとって、ホームページが開く速度が遅いことが、離脱される要因の一つといわれています。
特に、モバイルデバイスではパソコンと比べて表示速度が遅くなる傾向があります。そして、表示速度が遅くなることが離脱率増加につながりやすいことを、「あなたのモバイルページ速度が最新業界標準に達しているかをご覧ください(英語サイト)」でGoogleが公式発表してくれています。
ホームページの表示速度は、まずウェブサーバーの性能で左右されます。特にアクセス数の多いホームページを運用されているのであれば、高性能なサーバーを採用するようにしてください。
そして、どのようなホームページでも、できる限り、ホームページの表示速度が速まるように設計します。
チェック10.更新頻度
よいホームページは、情報を更新しているものです。業界のイニシアチブを取るような企業のホームページであれば、業界ニュースを掲載しているところもあります。
このように、Googleは情報の鮮度を見ています。
実際に定期更新しているホームページは、SEO対策が難しい単ワードでも上位ヒットすることがあり、Full Bloomのお客様にも驚かれることが多いです。
また、文字数が少ないページであったとしても、ニュース&トピックスを掲載していくことは、SEO対策としては常套手段です。
チェック11.SNSのフォロー
以前であれば、外部リンクが気にされていた時代がありました。「よいホームページは、それだけリンクが張られる」という、Googleの理論によるものです。
自然に外部リンクが増えるようなホームページばかりであれば、この理論は成り立ちます。故意に外部リンクを設置し、強制的にGoogleの評価を高める手法が横行してしまいました。
一部、「SEO対策には外部リンクが有効である」と述べている人がいますが、私も実はある意味で賛成です。しかし、その外部リンクは自然に増えていくべきです。
そこで、SNSのフォローを大切にすべきでないかと考えました。よいホームページであったとしても、外部リンクは設置されにくいものですが、SNSでのフォローはしてもらいやすいと思います。
チェック12.独自ドメイン
独自ドメインについては、「ドメインの基礎知識」でも述べたように、だれでも取得できるオリジナルのドメイン名のことです。
無料ブログやFacebookのネットサービスを利用すると、手っ取り早く自分のホームページを持つことが可能です。しかし、これらのネットサービスは、検索結果の上位を占めてくるようになると、いつもGoogleはロジック変更をして上位から追い出そうと修正をかけてきます。
長期的な上位ヒットを狙う、王道のSEO対策では、独自ドメインは必須です。
13番目のチェック項目は?
今後数年以内に、SEO対策の13番目のチェック項目が出てくるとすれば、それは、おそらく「構造化データ」です。
構造化データは、Googleは認識していて検索結果の表示に反映させてきているのですが、公式には順位に影響するとは述べられていません。
しかし、検索エンジンのユーザビリティを考慮すると、順位に影響してくるのではないかと考えています。
Full Bloomでは、日本初の構造化データの使い方が学べるセミナー「構造化データ入門講座」を開催していますので、ホームページ制作で独立起業された方や、ネット販売をしている企業のホームページ担当者様などにご利用いただけたらと思います。
まとめ
以上、SEO対策12の鉄則とそのチェック方法につて述べました。
これら12項目の中で重要視するものは、「1.ページ数」「2.文章量」「3.写真・画像」「4.コンテンツの独自性」です。これらをきちんと対策することが基本となって、その他のサイト構造やHTMLのSEO設計、モバイル対応などが効いてくるように思います。
これらのチェック項目は、すべて「競合他社のホームページと比較して」ということが前提です。ここで、競合他社のホームページとは、近くのライバル企業ではなく、検索結果で上位ヒットしている企業のことです。
各チェック項目の詳細は、Full Bloomの「売れるホームページ制作」などのサービスをご利用いただいた方や、セミナーにご参加いただいた方にのみご提供しております。Full Bloomのサービスを利用する根拠のひとつになれば幸いです。
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